(仮訳)イタリア産シワウロコタケ属菌の研究
Saitta, A., Losi, C. & Alaimo, MG., 2014. Contribution to the knowledge of the genus Phlebia in Italy. Folia Cryptogamica Estonica. Available at: http://kleio.ee/index.php/FCE/article/view/fce.2014.51.09 [Accessed October 31, 2015].
【R3-02339】2015/11/01投稿

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3行まとめ

イタリア、シチリア島から2種のシワウロコタケ属菌を報告した。
Phlebia acanthocystisはヨーロッパ新産種であり、淡色の子実体、小型で楕円形の担子胞子、独特のシスチジアなどで特徴づけられた。
P. nothofagiはヨーロッパに広く分布するが普通種ではなく、不快なアンモニア臭などで特徴づけられた。

(イタリア新産種)

Phlebia acanthocystis Gilb. & Nakasone
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(その他掲載種)

Phlebia nothofagi (G. Cunn.) Nakasone
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【よく似た種との区別】
Phlebia fuscoatra
肉眼的形態が類似している
本種より針が長い
本種とシスチジアの形状が異なる